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「幸福の資本論」から学ぶ!幸福になるための3つの資本!

悩み人
悩み人

幸福になるための3つの資本って何ですか?

3つの資本によって、どんな人生パターンがありますか?

「幸福の製造装置」について教えてください!

このような疑問に答えます。

 

こんにちわ。山さんです。

今回は「幸福の資本論」で紹介されている「幸福になるための3つの資本」についてまとめていきたいと思います。

よろしくお願いします。

幸福になるための3つの資本

幸福の条件とは?

「幸福」とは曖昧な概念です。

人それぞれの価値観があり、何を重視するのかが違うため、一概に「こうすることが幸福」と定めることが難しいことです。

今回は幸福の条件として、以下の3つの条件を挙げます。

  1. 自由
  2. 自己実現
  3. 共同体(絆)

幸福になるための3つの資本とは?

この3つの条件には、以下のように3つの資本が関連してきます。

  1. 自由 ⇔ 金融資本
  2. 自己実現 ⇔ 人的資本
  3. 共同体(絆) ⇔ 社会資本

このように人生を支える3つの資本によって、幸福の条件が成り立ちます。

どのように幸福を選択するのかについては、一人ひとりが自らの価値観によって定めていく必要があります。

金融資本とは?

金融資本とは、現金預金、株式、債券、不動産などの財産を指します。

私たちは自らの金融資本を金融市場に投資して、金銭といった富を獲得します。

その際は、必ずリスクが存在しますし、損失を負ってしまう場合も少なくありません。

しかし、投資をするリスクを取らない場合は、それによる利益を得る可能性も失ってしまいます。

人的資本とは?

人的資本とは、働いてお金を稼ぐ能力を指します。

私たちは自らの労働力を労働市場に投資して、給与や報酬といった富を獲得します。

人的資本の活用である「仕事」から得られるものすべてを金銭に変換することができませんが、仕事を通じた「自己実現」こそが現代社会における幸福の条件となっています。

社会資本とは?

社会資本とは、家族・友人など周囲の人達との関係性のことを指します。

私たちは社会資本である共同体(絆)に投資して、愛情・友情といった富を獲得します。

社会資本には、預金・株式・債券・不動産などの金融資本と違って実体があるわけではないので市場価値(金銭)換算することは不可能ですが、幸福を構成する要素の一つとなっています。

8つの人生パターン

私たちは金融資本・人的資本・社会資本を「運用」することで富を得ています。

これらの3つの資本のバランスによって、8つの人生パターンに分けることができます。

  1. 貧困
  2. プア充
  3. リア充
  4. 超充
  5. お金持ち
  6. 旦那
  7. 退職者
  8. ソロ充

 

① 貧困

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「貧困」は、金融資本・人的資本・社会資本のすべてが不足している状態を指します。

貯金などの金融資本は少なく、お金を稼ぐ力である人的資本も少ない。

さらに、家族や友人・知人といった社会資本さえも乏しい状態です。

② プア充

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「プア充」は、貯金などの金融資本を持っておらず、貧困ラインを大きく下回る年収100~150万円と人的資本も乏しい状態ですが、友人などの社会資本を多く持っているため、彼らは充実した日々を過ごしています。

しかし、なんらかの理由で「友人のネットワーク」から排除されてしまうと、3つの資本がまったくない状態である「貧困」に陥ってしまいます。

③ リア充

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「リア充」は、人的資本と社会資本の両方を持つ人達を指します。

彼らは金融資本をほとんど持っていなくても、高収入をもらえる職業についており、豊かな友人関係や日々を共に過ごす恋人を持っています。

「リア充」は人的資本にも優れているので、収支の管理をしっかり行うことができれば、簡単に金融資本も増やすことができますね。

④ 超充

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「超充」は、金融資本・人的資本・社会資本のすべてを高水準で持っている人達を指します。

なかなかちょっとあり得ない設定ですが、その人生は超充実しているはずです。

しかし、このタイプになるのはおそらく不可能だと言われています。

それは、お金と共同体の道徳が対立するという理由があるからです。

⑤ お金持ち

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「お金持ち」は、金融資本と人的資本を持つけど社会資本(友達がいない等)は少ない人達を指します。

これはお金持ちの方の典型的な特徴です。

社会的に成功するとお金や権力を目当てに様々な人達が近づいてきます。

そのため、嫌な思いをしてしまうことも多く、お金持ちの方々は対人関係にはシビアになりやすいという特徴もあります。

しかし、逆にいえば、金融資本(十分な財産)と人的資本(お金を稼ぐ力)があれば、面倒な人間関係(仕事相手・親戚・友人)を切り捨ててもあまり困らないということもいえますね。

⑥ 旦那

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「旦那」は、金融資本と社会資本を持っていますが、人的資本がない(働いていない)人達を指します。

イメージとしては、気前よく財産をばら撒いてみんなの人気者になっている感じですね。

このタイプは若いうちに成功して、仕事をリタイヤした後に資産を社会に還元するといった人達に見られます。

⑦ 退職者

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「退職者」は、金融資本だけを持っていますが、人的資本・社会資本が少ない人達を指します。

特に独身退職者に典型的にみられるタイプです。

このタイプの人達の金融資本の大半は退職金と年金で構成されています。

今まで金融商品を扱ったことがない人達(投資初心者)が慣れない投資を行って大失敗してしまうケースも少なくないので、十分に注意が必要ですね。

また、年金に関しても受給金額の減少なども考えられるため、年金だけに頼った人生設計の不安定さを認識する必要があります。

⑧ ソロ充

・金融資本  

・人的資本  

・社会資本  

「ソロ充」は、人的資本だけはありますが、金融資本・社会資本が少ない人達を指します。

このタイプは若者に多く、結婚や子供を作ることに対してあまり興味を示していません。

稼いだお金を自分の趣味などに使い、異性の知り合いはいても恋人のような深い関係を持たない人達です。

幸福の製造装置

幸福の大きさを決める要因

幸福を感じることをインプット・アウトプットという考えを使って説明します。

私達はみな「幸福の製造装置」を持っていて、何らかの刺激をインプットすると、あるメカニズムによって幸福に変換されアウトプットされます。

この時、幸福の大きさを決める要因は以下の2つです。

  • インプットの量(または質)
  • 「幸福の製造装置」の変換効率

インプットされるのは「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つです。

このインプットの量が多ければ多いほど良いわけではなく、「人的資本」「社会資本」に関しては、量よりも質が重要となります。

また、同じインプットでも、大きな幸福を感じる人・何も感じない人がいるように、「幸福の製造装置」の変換効率は一人ひとり違ってきます。

出典:幸福の資本論より

インプットが無くなってしまう場合

インプットが「ゼロ」になってしまえば、幸福というアウトプットも「ゼロ」となってしまいます。

  • 金融資本しかない「退職者」がお金をだまし取られる。
  • 人的資本しかない「ソロ充」が失業する。
  • 社会資本しかない「プア充」が友達を失う。

これらはよくある「人生の転落物語」ですが、彼らが不幸なのは「幸福の製造装置」にインプットするものが無くなってしまうからです。

このことから分かることは、以下の2つです。

  • 1つの資本しか持たない人達は、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に陥ってしまうリスクがある。
  • 2つ以上の資本を持つことができれば、人生に安定度がはるかに増す。

さいごに

今回は「幸福の資本論」で紹介されている「幸福になるための3つの資本」について解説しました。

僕達にはそれぞれの考え方や価値観の違いがあり、幸福や人生のカタチも一人ひとり違います。

しかし、その中で自分に合った幸福や良い人生を送れるように、「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つを増やしていけたらと考えています。

今回も記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

それでは、さようなら(^^)/